おそれていたことが

2021年2月19日2021年2月20日

　ローカル線の存続問題が上場している本州３社にも波及してきました。

【運輸収入減少】JR西日本社長「ローカル線の維持は難しくなっている」、廃線視野に見直しかhttps://t.co/hn84BAron5

バスやLRT（次世代型路面電車）への転換などを地元の関係者らと話し合いたいという。対象の路線名は未定として明らかにしなかった。

— ライブドアニュース (@livedoornews) February 18, 2021

　JR西日本は本州の上場しているJR３社の中でローカル線の問題が一番厳しいのではないでしょうか？

　中国山地の線区や北陸新幹線の開通による経営分離で他の自社線と離れてしまった線区があったりと、経営的にも非効率でしょうね。

　地元からの反応もこれから出てくると思いますが、今の地方に第３セクターを起ち上げる余力はないと思うので只見線のように上下分離方式をとるか、並行在来線の運営会社に譲渡するか、必要な改修を行ったうえでJR東海やJR東日本に譲渡することになるのかもしれませんね。

　本来は国が主導してローカル線維持のための新たなスキームを構築するべきだと思うのですが、それをやりそうな人が政権をとるのはまだ先になりそうで…。