待ちなさい！

2019年8月23日

　本日、こんなニュースが飛び込んできました。

花粉症薬、保険適用外に＝医療費６００億円削減－健保連提言

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082200648&g=eco

　日下は四半世紀以上花粉症に悩まされており、今年の春の激烈な花粉の嵐に音を上げて医者で薬を処方してもらっていました。

　できることなら市販薬で収めたいし、最近は医療費控除の対象になる市販薬も出てますからね。

　そのような中で、こんな意見もあります。

健康保険組合の全国組織、健康保険組合連合会（健保連）は、アレルギー性の花粉症の治療薬について、医師の処方が必要ない市販品で代替することによって年間最大約600億円の保険費用削減効果が見込めるとの試算を公表。#日経ビジネス #花粉症 #アレグラ #アレジオンhttps://t.co/JnNo4BdlHo

— 日経ビジネス (@nikkeibusiness) August 23, 2019

　正直言って、自分を含めた花粉症患者が国の林業政策の失敗の被害を被っている、というのは確かです。なんでこんな目に合わなければならないんだというのも多くの人が思っていることだと思います。

　ここで難しいのは、花粉を産み出している森の問題です。スギやヒノキはマツと同じ針葉樹で、これらは維持に手間と費用がかかります。しかし、国産材の需要の衰えと、維持のための作業従事者の減少で、荒れた森から多くの花粉が出てしまっているともいえます。

　山を守る観点からも、いきなりこれらの木々を伐採してはげ山にするわけにもいかないわけで、とても時間のかかる作業です。少しずつでもいいから、改善が進むといいのですが…。