ちょっと複雑
本日も暑かったです。午後は仕事の関係で方々動き回ったのでくたびれました…。
以前からとり上げた、被災続きのJR九州にかかわる記事です。
【JR九州、「被災と復旧」を際限なく繰り返す苦悩】 4年ぶり豊肥線再開の一方で肥薩線が豪雨被災#東洋経済オンラインhttps://t.co/jlF9CYnfaW
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) August 16, 2020
やっとのことで豊肥本線が復旧したところで今回の肥薩線と久大本線の被災です。
以前も述べましたが、復旧に対する責任をJR九州のみに求めるのははっきり言って酷だと思います。
とはいえ、この記事中の以下の部分がどうしても引っかかってしまいました。
被災したら修復するのでなく、被災しないような強い鉄道インフラを造ることはできないのか。豊肥本線全線再開記念式典後の囲み取材で青柳社長にこんな質問をしたところ、「そのような抜本的な対策は取れない」という答えが返ってきた。「当社としては、国の治水対策の状況に合わせて、それに見合った対策を取るしかない」。
まあ、そうだろうよと思う部分もありますが、もう少し言いようがある気もします(記者の物言いへの反応もあるのかもしれませんが)。
JR九州は今や東証1部上場企業であり、外資も大株主に入っています。売り上げの半分以上を非鉄道部門で得ているという現状の中で、合理的にものを考える必要もあるとは思いますが、事業の根幹を為す鉄路を守る気概を少しは見せないと、利用客や社員の理解や共感が十分に得られない気もします。
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