落としどころは？

2019年8月20日2019年8月24日

　以前にこんな投稿をしました。

課題は多いでしょうね

この話題に動きがあったようです。

青函貨物の全面撤退断念。〈国交省は、札幌延伸後も見据えて、一部の海上輸送化や座席を設けない貨物専用新幹線の導入などを引き続き検討する〉。貨物新幹線を導入した上で、青函トンネルに貨物列車の走らない時間帯を作る、という感じでまとまるのでしょうか。https://t.co/x8E7kjqmwI

— 鎌倉 淳＠タビリス (@kamakurajun) August 20, 2019

　やはり、通常の貨物を全廃するのは無理筋のようですね。それを引き換えに得る北海道新幹線の高速化に価値が薄いのかもしれませんが…。

北海道新幹線については並行在来線の問題もあって…、

函館線・函館～長万部～小樽の最適解は？ 北海道新幹線並行在来線の存廃議論が始まる

　採算面などだけで結論を出すと路線網がズタズタになってしまい、何がしかあったときの代替手段がうまく機能しない可能性はあります。

　ここだけではなく、並行在来線の存在は物流面とセーフティーネットの面から長大幹線の機能を毀損している面があるので、抜本的に見直す必要はあると思います。再国有化するとか。

　北海道新幹線も青函トンネルも、年末に出される結論が、多くの人々にとって利便性が高くなる最大公約数的な落としどころになればいいですね。