おすすめです！

2019年7月13日

　本日、この映画を観てきました。

　いやあ、よかったですねえ。社会派の傑作でした！

　この作品の存在は、メディアではなくtwitterで、どうも、テレビのプロモーションも各局とも拒否したという話もあります。

　もし、作品中のことが本当にあったとしたら、この国の国民としては非常に残念だし、いやではありますね。ひとつのエンターテイメントとして楽しめばいいものを、テレビ局が触れないようにしているというところも、余計に疑念を抱かせます。

　それにしても、主演のシム・ウンギョンの演技は素晴らしかったですね。 松坂桃李の演技も決して劣るわけではなかったと思いますが、彼女の存在感が圧倒していた気がします。

　映画やテレビドラマでは脇役の役者さんにも注目して観ることが多く、この作品でも脇を固める役者さんの演技は秀逸で、それがこの映画の価値を上げているのは言うまでもありませんが、主演の彼女は光っていたと思います。英語も堪能なので、将来は韓国と日本よりも大きな舞台で活躍するのではないでしょうか。

　単館系での上映だけに追いやられかねない状況だったかもしれませんが、シネコンでもまだ観られる作品なので、映画好きの方にはおススメです。