これからの方が大変かも

2020年3月26日

　文化財の保存と修復にはお金と時間がかかります。

国宝「飛鳥美人」で知られる高松塚古墳壁画の修理が完了しました #文化財 #高松塚 https://t.co/k5bscssO09

— 毎日新聞奈良支局 (@MainichiNara) March 26, 2020

　１３年とは長かったですね。

　カビが発生しなければこんなことにはという意見もあるかもしれませんが、ひとたび人の目に触れてしまった以上、これだけ素晴らしいものをなかなか見せないというわけにもいかんでしょうし、フランスのラスコー洞窟の壁画でも同じような苦労があるようですから。

　これからの課題としては現地保存ができるかどうかでしょう。保存技術が確立しない以上、修復したものを安全な環境から出すのは難しいでしょう。文化庁も一度やらかしてるし。

　これも時間とお金をかけて解決するしかないですね。しかし、自分のような歴史好きならこのための税金の支出は気にならないと思いますが、関心がない人にとっては「何でえ！」という感じかもしれませんね。