問題の本質は
本日も、台風が迫る中で蒸し暑い一日でした。
そんな中、このようなニュースを見かけました。
進研模試、ネット売買横行 全国で40万人受検 実施日のずれ悪用
高校を卒業してから30年ほど経っており、昨今の受験事情には疎いのですが、この問題の本質は、実施日のずれを容認している進研模試(ベネッセ)に問題があるのではないでしょうか。
日下が高校生の時は、大手予備校の模試を会場まで受けに行っており、別日程というものはありませんでした。今回の進研模試は、予備校から遠い地方での開催で、各学校に試験の進行を委託していたものでしょう。
それで、世話になる学校の予定に配慮して、実施日のずれを容認するというのは、営業優先でしかないでしょう。そんな実態をたいていの人が知っているから、答案を売ろうという人間が出るのは当たり前だし、こんな模試の結果を内部進学の選定に使う学校も大概だなあと思えてしまいます。
ベネッセが教育産業として公正さを確保しようとするのならば、受験日はずらさずに自前でこまめに会場と監督者を確保して模試を行うべきです。それがいやなら撤退すべきだと思います。
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