決着は如何に

2019年7月27日

 本日、以下のネットコラムを見かけました。

 川勝知事が巨大企業のJR東海を翻弄している感じはありますが、やはり見返りの部分でしょうか?

 環境リスクは確かにあるので、何の見返りもなしに工事を認めると県民から批判を受けそうですしね…。

 新駅に関しても、例えば神奈川県では新横浜と小田原の間の相模線との交差付近に新駅ができる可能性があるし、静岡空港の真下を通るのだから作ってよというのも分からないでもないですね。自分が知事だったらお願いするだろうし。

 とはいえ、JR東海側の、スピードが落ちるというのもそうかもしれません。

 ということで、ここはひとつ、国から補助金をもらったJR東海には、使わずに済んだ工事費用を使って、静岡―掛川間を複々線化して緩急分離を考えてはどうでしょうか?東京―名古屋の中間地点での複々線の設定は悪くないと思います。

 また、リニア開通後の東海道新幹線は、開通後70年以上が経過して大規模なインフラの改修が必要だと思われます。長期の運休は避けられないでしょう。

 さらに、リニア開通後の運行は、現行のひかりとこだまによるダイヤになるとみられる中で、中間のひかり停車駅での緩急接続も必要です。 現行のひかり停車駅は 2面2線+通過線 (静岡、浜松)の形式が多く、緩急接続には2面4線が望まれます。

 緩急分離は運行中にも準備はできると思いますし、駅の改造は運休中に行えばよいでしょう。今回の問題に合わせた対応策として川勝知事にぶつけてみる価値はあると思います。

 とはいえ、8年後の開通予定に向けて、どのような決着を見るでしょうか?

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